いや・・・コドモの頃の話ですよ（笑）。

　私達の頃のコドモのお小遣いと言えば、50円が相場でした。コドモはコドモなりに使いみちを色々考えて見たりもするワケですが、いかんせん元手が少ないのでちょっとお菓子でも買おうモノなら、アッという間に無くなってしまいます。

　じゃあどうしようか・・・そう、落ちてるのを探すのだ（のだじゃないってば・・・）。

　真下に側溝があるバス停が狙い目です。バスに乗ろうとした人が小銭を出すとき、手が滑って「側溝にボチャン」っていうのが結構あるみたいで、10円玉とか50円玉なんかを見つける事ができました。まれに100円玉なんかの大収穫もありましたね（なんせ自分の小遣いの倍額！）。 　側溝は鉄とかコンクリートの蓋で塞がれていましたけど、力をいれれば何とかはずす事ができます。でもやっぱり疲れるので、後に秘密兵器を導入しようと思って金属探知器のキットを買い、気分はＢＤ７（少年探偵団はお金拾わないってば）といった感じで製作に励みました。お金の前に周囲の金属に反応しちゃって使い物にならないだろう、なんてこと以前に半田付け失敗してあえなく玉砕、一攫千金の夢は潰えたのでした（笑）

　こちらはもうみんなほのぼのと弛緩しきってるんで、運が好ければお札に会う事ができたりします。会場の明かりが届かない隅っこあたりなんかが穴場。やっぱりこういう場所ではみんなお金の管理が大雑把になってるんでしょう。まあそうでなきゃ、あんなインチキくさいクジ物とかぼったくりまくりのお菓子なんか買えやしないでしょうね。

　・・・いや、年中こんなことやってたわけじゃあないですよ（笑）。それにしてもよく考えたら犯罪行為ですねえ・・・コレ（ってよく考えなくてもそうだってば）。