●チェスト1
チェストは2つあるようですが、今回つくるのは机の横に並んでる方です。前回作成した机との対比から大きさを決定して、前回同様簡単な図面を描きます。図面に起こしてみてわかりましたが、このチェスト異様に奥行きがあるみたいです。
各引き出しは引き出せるようにしなくちゃいけないので(当たり前か)、寸法はごく正確にとっていく必要があります。なのでまず底板を4枚切り出し、それを重ねて慎重にすり合わせて全く同一の寸法にしてから作業を開始しました。
できた底板との垂直に注意しつつ奥の板を接着、乾燥したら側面の板を貼ります。既に底板と奥の板で側面の垂直は出てますから、ここはあまり神経質になる必要はありませんが、それぞれの引き出しのサイズにはやはり注意します。0.1〜2mmは誤差の内ですが、それ以上になったものは作り直しました。
次に引き出し前面の板を4枚切り出します。この前板と上記で作った部分を組み合わせると引き出しの完成ですが、この段階ではまだ接着はしません。サイズをぴったりすり合わせてサンドペーパーで表面をならし、前板のみに木彫オイル(油性のものがやっと入荷しました)を綿布等で塗ります。その他の部分は白木のままです。で、このまま一晩乾燥させました。

着色中の引き出し。
まだ一度塗りの段階なので色の違いがわかりませんね。
もう一度前板に木彫オイルを塗り、乾かします。乾いたら再びオイルを塗り、400番のサンドペーパーを軽くかけてから拭き取ります。その後更にオイルを塗り、キレイに拭き取って着色終了です。乾燥したら前板を接着します。これで引き出しは完成です。

引き出し完成。前板のみに色が付いているのがわかると思います。
上下左右の板を切りだし、寸法を合わせます。左右の板と底板を、ダボと接着剤を使って組み立て、仮に引き出しを入れたまま、クランプします。乾燥したら、下の引き出しを入れ、クリアランスを見つつ、仕切と上の引き出しのレールを接着。この作業を繰り返します。

仕切と引き出しレールの接着が終わったところ。
次に天板を接着します。その後、裏板の代わりに5mm幅1mm厚のヒノキを縦に2本渡しました。このチェストの引き出しには取っ手がないので(ホントに手がかりが全くないんだよなー)、裏板を貼ってしまうと引き出しが開けられないんですね(笑)。
接着部分が乾燥したら、全体を100番→400番とペーパーがけし、木彫オイルを塗ります。
このまま取っ手等がないのもなんなので、引き出し間の仕切りの上部を斜めに面取りしました。実物大になれば手がかりになるでしょう(笑)。
組み立てが終わったら木彫オイルを塗り、サンドペーパーをかけた後拭き取ります。それが乾燥したらもう一度繰り返し、乾燥させて完成です。

完成。引き出しの中身はからっぽ。何を入れたらいいんだろ(笑)

机とならべてみました。
【おわり】