●真空管ギターアンプ

 先日pick-upの方でも話してたチューブアンプのキャビネットを作ってみました(先日って一体いつの話だ・・・)。

【製作】
 材は色々考えたのですが、元のアンプがFenderのChampという小型アンプを基本にしていると言う事だったので、パインの集成材を使用します。


こんな感じに・・・っていきなり組み立て塗装済みなのか   
 

ネジでちゃっちゃとかたづけても良かったのですがそれではあまり面白くないので、フィンガージョイントで組んでみました。もうガッチガチに丈夫で、上に乗ってもビクともしません(乗るな)。塗装はワシンウッドオイルのライトオークを使用。


裏面に蝶番を取り付けてあります。理由は後述・・・。


・・・ま、 という訳でまたしてもいきなり完成写真。
上部前面右側に見える茶色いのは焼き印。ちょっと失敗(泣)。


裏面の蝶番を立てるとこんな風に傾斜させる事ができます。
コレならアンプスタンド使わなくてもOK.



 スピーカーユニットはJENSENのC8R-4を使いました(安かったので)。 オーディオ用の適当なスピーカーで鳴らしてた時はなんかピンとこない音だったのですが、今回キャビネット作ってみたら別物に化けた感じです。FenderJapanのChampの音はもっと堅めの音だったような気もしますけど(USAのは高価くて手が出ない・・・)、すごくナローで気持ちの良い音。パイン材の響きがとてもよく効いてる感じです。そういえばFenderJapanのやつは本体MDFだったからなあ・・・。

  シングルコイルのピックアップだと全然歪まなくて、あくまでクリーンな音です。でもウチの中で弾くんだからどっちにしても歪むほど大きな音は出せないし、だったらそこはちょっとエフェクターかましてやればいいかと。

  ちなみにアンプの後ろにちょっと見えてる円盤は、ネットで拾ったSquareFaceの回路図を参考にして作ったスティーヴィー・レイ・ヴォーン風FuzzFace。秋葉で発掘してきたパーツをラグ板に組んであります。ガワはジムダンロップの現行品で、一所懸命塗装落として使ってます。コントロール部の文字もマジックで書きました(笑)。アホみたいですが、パーツをとっかえひっかえ試聴しながら作っただけあって、なかなか太い音を出してくれるのでお気に入りです。

【おわり】