●文庫・新書用本棚

 壁面本棚を作ったはいいけど、既に容量不足になってしまっていたり、そもそも文庫と新書が全く片づいてなかったりするので、反対側の壁も本棚にすることにしました。ホントはニトリの安いシェルフを二個買っておしまいにしようとしたんですが、もう一個シェルフ買えそうな位送料がかかるとの事でたいへん理不尽だったので結局自作と言うことに。まあその方が収納量は稼げるからいいかな、と自分に言い聞かせながらの製作です。

【製作】
 材料はやっぱりシナランバーコア、購入先もやっぱり新木場もくもくです。それにしてももくもくは行く度に色々買いたくなって大変ですね。

 今回メインに収納するのは文庫本と新書です。でも先日の大型本棚の空棚も既に先が見えてるので(笑)、一般書の棚も含めることにします。この場合単純に作ってしまうと文庫用としては奥行きありすぎなので、文庫・新書棚のみ前後2列で収納する形を考えました。でもある程度以上本をお持ちの方は既におわかりのように、前後2列入れてしまうと後ろに入れた本はすっかり死蔵してしまう羽目になりがちです。ので、大変面倒ですが後列は前列より少し高い位置に設定することでこれに対応します(どこかの本棚探偵みたいに、いらない文庫本を下に敷いたらいいじゃないかというのは却下です(笑)いらない本なんかありません)。ちょっとややこしい構造なので、今回ワリとまじめに図面引きました(いつもやれよ)。



 という訳で上から順に一般書3段、文庫4段×前後2列、新書2段×前後2列、それを3列で計45の棚を作ります。気が遠くなりそうです。接合は前回の本棚と同じく、ダボ+木工ボンド+コーススレッドでガチガチに。


前後2列ってこんな感じ・・・っていうかまた写真撮ってなかったです(笑)。これは新書用棚。


・・・ま、 という訳でいきなり完成写真ですが・・・。さすがにまだだいぶ余裕がありますね、今回は。


文庫を収納してみたところ。何で例が早川SFなのかっていうのは趣味って事で・・・。こんな感じで後列の本のタイトルも視認可能。



 製作上の山はやっぱり下段です。なんせ全て固定棚ですから、組み立て時には一度に40個(!)ものダボを入れて接合しないとなりません。前回以上に気をつけて治具を作りましたが、もーあっち入れればこっちがはずれるこっち入れればあっちがはずれるといった具合で、途中何回か気絶しそうになりました(笑)。でも気合い入れれば何とかなるもんですね。それからもしこんな本棚を作ろうという方がいましたら、塗装は組み立て前にすることをおすすめします。なかなか刷毛が入らず苦労しました・・・。塗装は前回同様、ポアーステインと床用即乾ウレタンニスです。

 という事で完成した文庫棚は、後列の本もちゃんとタイトルがわかるので、今まで文庫収納の際には必ずやってた「どれを後列にするべきか・・・」という悩みも解消。大変快適になりました(おまけに部屋も片づいたし・・・)。これでしばらくは増え続ける本と戦えそうです(笑)。

【おわり】